信州山里だより

2013-03-22

3月17日の山菜採り日記

4ヶ月の冬眠を経て、ようやく野に出ました。

 

暖かな3月の日差しのおかげで、

風のないところでは陽だまりのように居心地が良く、

そのまま眠ってしまいそうでした。

 

カンゾウが出て来ました。

 

カンゾウは私の大好きな野草で、

名前のとおりほのかな甘みとくせのない味わいは

どんな料理にも向くすぐれものです。

 

カンゾウ

20130316カンゾウ.jpg 次はカラスノエンドウ。

 

子供の頃この実を使って笛にして遊びました。

 

若芽の部分だけを摘んで辛煮にしたり、天ぷらにします。

 

 

カラスノエンドウ

20130316カラスノエンドウ.jpg 次は皆さんご存知のノビル。

 

軽く味噌漬けにすると酒の肴に最高。

 

他にもちょっとくせのある味わいは、おやきにしても

おいしいですし、存在感のある料理ができ上がります。

 

ノビル

20130316ノビル.jpg 次はスイバ。

 

こちらも子供の頃、茎をかじってくせになるその酸味を楽しみました。

 

スイバはフランス料理でも使われ、主に魚料理のソースになります。

 

スイバ

20130316スイバ.jpg 最後はハルサキヤマガラシ。

 

こちらはヨーロッパ原産の帰化植物。

 

最近の長野市近辺では、みるみる勢力を拡大しています。

 

5月~6月に戸隠の道路沿いに

見事に黄色の花を咲かせています。

 

クレソンに似た味わいですが、より苦味が強いです。

おひたしや、サラダにします。

 

ハルサキヤマガラシ

20130316ハルサキヤマガラシ.jpg