信州山里だより

2013-06-19

6月15日の山菜採り日記



今日も根曲がり竹採り。
車を降りて筍を採る場所まで小1時間かかるので
途中で迎えてくれる山野草の数々をご紹介しましょう。

山菜として紹介して来たユキザサの花は
小さな星を散りばめたように可憐で、茶花にも重用されます。

ユキザサ20130615ユキザサ.JPG
マイズルソウは全体が小さめですが、丸みを帯びた葉と
その真ん中に小さなブラシのように出る可愛い花が特徴的です。

マイズルソウ20130615マイズルソウ.JPG

ズダヤクシュは不思議な名前ですが、ズダとはぜんそくのことで
昔、ぜんそくの薬として使われていたのでその名が付きました。

ズダヤクシュ20130615ズダヤクシュ.JPG

ツクバネソウは
花の形がツクバネに似ていて、分かり易い山野草です。

ツクバネソウ20130615ツクバネソウ.JPG

クルマバツクバネソウも
名前のとおりの容姿をしているので写真でお確かめ下さい。

クルマバツクバネソウ20130615クルマバツクバネソウ.JPG

上から見ると全く目立たない山野草ですが、
下から見ると
その花の形のユニークさに驚かされるのがタケシマランです。

タケシマラン20130615タケシマラン.JPG

サンカヨウもユニークな形をしています。
丸い大きな葉と小さな葉の2枚から成り、
小さな葉の方に花を付けます。

夏にはプラムのような紫色の実を付けますが、
甘くてとてもおいしいです。

サンカヨウ20130609サンカヨウ.JPG