信州山里だより

2014-04-16

4月12日の山里歩き


やはり今年の春の進み具合は遅い!

山の風は体を突き刺すように冷たい!!

 

天気はいいのですが、山はまだ寒く、

自然の息吹も例年より大分遅れています。

 

里の方はカンゾウやツクシも終わりになり

だんだんと標高を高めていく時期です。

 

里のツクシ

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山の方はフキノトウもまだまだ採れます。

ふき味噌は飽きてきたので花を採って酢の物にします。

なかなか乙な肴になります。

 

フキの花

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キブシのつぼみもふくらみ始め、クリーム色が強くなってきました。

花房が並んで垂れる姿は独特の風情があります。

この実はタンニンが多く含まれていて

江戸時代にはお歯黒にも利用されたそうです。

 

キブシ

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ニワトコはちょうど採り頃になってきて、

「山のブロッコリー」は天ぷらにして食べましょう。

 

ニワトコ

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私の採るクレソンは標高の高い所にあるので、

場所によってはまだ雪の中。

手が切れるような冷たい水に育ったクレソンは香りが良く、

ツンとした辛味にしびれます。

 

クレソン

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