信州山里だより

2017-12-18

2017年山歩き総集編4


今回は秋のきのこを振り返ってみます。
毎年最初に採れるきのこがウスムラサキホウキタケやナラタケモドキです。
8月の終わりから9月の初めにかけて出ます。


ところが今年はこの二つのきのこが
お盆が終わる頃から大量に採れ出しました。
例年よりかなり早めでした。



ウスムラサキホウキタケ20171218-1.jpg

 


ナラタケモドキ120171218-2.jpg

 

ナラタケモドキ220171218-3.jpg

 

果たしてこの前兆は今年の秋のきのこシーズンにとって吉か凶か。
答えはすぐに出ました。



9月の初めから中旬にかけてがんがん出るジコボウやアカンボウが
絶不調だったからです。
そのうちにきのこ採り愛好家の面々から
「今年はダメだ」という声が上がり始めました。
結局シーズンを通して「不作の年」という烙印が押されてしまいました。



しかし私にとっては、そんな極端な不作という感じはなく、
例年より採れたもの、例年よりダメだったもの、例年並みのものと分かれました。



例年より採れたものは、クロカワ、ナラタケ、オオツガタケ、
シモフリシメジ、クリタケ......などでしょうか。


クロカワ20171218-4.jpg

 

ナラタケ20171218-5.jpg

 

オオツガタケ20171218-6.jpg

 

ハナビラタケ20171218-7.jpg

 

シモフリシメジ20171218-8.jpg

 

クリタケ20171218-9.jpg

 

例年より採れなかったものはジコボウ(ハナイグチ)、アカンボウ(サクラシメジ)、
ヌメリササタケ、チャナメツムタケ......などでしょうか。


ジコボウ20171218-10.jpg

 

アカンボウ
20171218-11.jpg

 

ヌメリササタケ20171218-12.jpg

 

チャナメツムタケ20171218-13.jpg

 

例年並みのものとしては、クリフウセンタケ、イッポンカンコー(ウラベニホテイシメジ)
コウタケ、ヌメリスギタケモドキ、ムキタケ......などでした。



クリフウセンタケ20171218-14.jpg

 

イッポンカンコー20171218-15.jpg

 

コウタケ20171218-16.jpg

 


ヌメリスギタケモドキ20171218-17.jpg

 

ムキタケ
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