信州山里だより

2019-10-08

先週の山歩き

 

全般的にきのこの出はよくないです。

というより、久しぶりの不作の状況にあります。

そんな中でナラタケとジコボウ(ハナイグチ)の仲間が比較的出ています。

 

ナラタケは場所によっては非常に出はよいのですが、

採るタイミングを逸するとこんな感じです。

 

 

 

ナラタケ1

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ナラタケ2

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ナラタケ3

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とてもおいしいナラタケですが、林業に従事する人はナラタケを嫌います。

生きている木に取りついて木を枯らしてしまうからです。

 

写真の干からびたナラタケが付いている木は、生きているミズナラの木ですが

いずれこの木も枯れてします運命でしょうか。

 

 

 

ナラタケ4

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ジコボウ(ハナイグチ)の仲間で比較的よく出ているのは

ジコボウ、シロヌメリイグチ、キノボリイグチなどです。

 

 

 

ジコボウ

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シロヌメリイグチ

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ハナビラタケは抗がん作用があると一時話題になりましたが、

吸い物などに入れると、上品な味わいとなります。

 

 

 

ハナビラタケ

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ヌメリスギタケモドキは存在感あるきのこですが、味も一級品です。

 

 

 

ヌメリスギタケモドキ

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ブナハリタケはその甘い香りが好き嫌いの分かれるところですが

粕漬けや味噌漬けにするとおいしいです。

 

 

 

ブナハリタケ

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ウスヒラタケは春から秋まで出ますが、特にきのこの収穫が少ない時は重宝します。

 

 

 

ウスヒラタケ

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オシロイシメジはよく道端などで見かけられますが、昔は食、今は毒の判定です。

 

 

 

オシロイシメジ

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