信州山里だより

2017-06-19

山歩き

奥山はまだまだ雪に埋もれている場所もあり、

山菜採りも混沌に陥る。

 

 

春が始まったばかりのフキノトウから、山菜全盛期の山菜まで

ほとんどの山菜が出揃っているからだ。

 

 

焦点を決めて採らないと時間ばかり経ってしまい、

なかなか量が採れない。

 

 

という訳で週末初日はネマガリタケ、

二日目はヤマウドに焦点を合わせて採りました。

それ以外にも様々な種類を採りましたが、

目的のものが充分採れると満足感が違います。

 

 

ヤマウド

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オオバタネツケバナ

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オオバタネツケバナはクレソンに似た山菜で味も香りもよく似ています。

 

 

山菜採りの合間にはいろいろな花との出会いもあります。

 

 

オオバキスミレ

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名も知らない白い花

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ヤマエンゴサク

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サンカヨウ

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2017-06-12

山歩き


まだまだ残雪が多い山は、
車から降りると冬かと思うほどの冷気に包まれる。



白い息を吐きながら山を上って行くと、出会ったのはミズバショウ。
残雪とのコントラストが美しい。



残雪とミズバショウ20170612-1.jpg

 

霜に濡れたカタクリが可憐さを際立たせる。



カタクリ20170612-2.jpg

 

ユキザサも地中から出たばかりの棒状態。



ユキザサ20170612-3.jpg

 

ウドブキ(ヨブスマソウ)はちょうど食べ頃のサイズでみずみずしい。



ウドブキ20170612-4.jpg

 

 

早春の山中では心ときめく出会いにあふれています。



日向ではクレソンが生長し、
そうかと思うとなかなか出会えない花との遭遇もあります。



クレソン20170612-5.jpg

 

キヌガサソウ20170612-6.jpg

 

そして驚きはいまだエノキタケが出ていること。
オレンジ色が強いので最初は何か分かりませんでした。



エノキタケ20170612-7.jpg

 

 

 

 

2017-06-05

山歩き



6月の声を聞き、山菜シーズンの最後に行く山へと向かいました。
ところが雪で道は途中で閉ざされ、車を降りて歩いてたどり着いた
山菜の宝庫はこんな感じでした。



山菜の宝庫120170605-1.jpg

 

山菜の宝庫220170605-2.jpg

 

 

春はこれから始まるところでした。
フキノトウもこれからです。



フキノトウ20170605-3.jpg

 

深山で春一番に咲くエンレイソウやスミレサイシン、キクバナイチゲ
も寒さに震えていました。


エンレイソウ20170605-4.jpg

 

 

スミレサイシン20170605-5.jpg

 

 

キクザキイチゲ20170605-6.jpg

 

おいしい山菜、ユキザサもこれから楽しめます。



ユキザサ20170605-7.jpg

 

 

毎年見つけるのが楽しみの突然変異?のニリンソウも見つけました。



突然変異?のニリンソウ20170605-8.jpg

 

 

 

2017-05-29

山歩き


今年は春の進み方が遅く、
春一番に咲くンニリンソウの花もまだまだ楽しめます。



ニリンソウ20170529-1.jpg

 

ツクバネソウやユキザサも大分遅めに今頃咲いています。



ツクバネソウ20170529-2.jpg

 

ユキザサ20170529-3.jpg

 

例年だともう摘めないエラ(ミヤマイラクサ)も今が採り頃で、
大変な収穫です。



エラ20170529-4.jpg

 

というわけで、
5月30日に第1回目の「山菜と銘酒の会」が開催されますが、
タイミング的にはドンピシャリとなりました。

ご出席の皆様には豊かな山菜がお待ちしておりますので
どうぞご期待下さい。

2017-05-22

山歩き



子供の頃、早口言葉で「東京特許許可局」というのがありましたが、
これを早口で何回か繰り返すと
どこかで破綻して悔しい思いをしたものですが、
この言葉は又、ホトトギスの鳴き声にもたとえられます。



まぶしい新緑の中、山はホトトギスとウグイスの競演でした。
どちらかが鳴くと、負けじともう一方がやり返す。
そんなことが繰り返されて、平和な山はとても賑やかでした。


遅かった山菜達も出揃った感があり、
体がいくつあっても足りない状況でした。



ゴマナ20170522-1.jpg

 

ヤマウド20170522-2.jpg

 

ウドブキ(ヨブスマソウ)20170522-3.jpg

 

ヤブレガサ20170522-4.jpg