信州山里だより

2013-09-19

きのこ大豊作の予感・・・・ 9月13日の山歩き


今年はきのこが大豊作の予感がしてきました。

というのはイッポンカンコー(ウラベニホテイシメジ)
の出方が尋常ではないからです。

至る所にまとまって群生しているのです。

こういう年は例年数本しか出ないような場所も
何十本と採れる可能性があります。

イッポンカンコー(ウラベニホテイシメジ)20130913ipponkanko.JPGまた数年に一度出るフウセンタケモドキも
かつてないほどの大群生です。

フウセンタケモドキ20130913fusentakemodokiJPG

フウセンタケモドキの幼菌(1週間前)20130913fusentakemodokiyoukin.JPG

このきのこは土臭いので塩蔵して食べます。

イッポンカンコーと同時に出るアカンボウ(サクラシメジ)も
例年より勢いがよさそうです。

アカンボウ(サクラシメジ)20130913akanbou.JPG

毒きのこも豊作のようです。

三大中毒きのこの一つ、クサウラベニタケは
イッポンカンコーと間違えられ易いのですが、今年は豊作のようです。
中毒する人が続出しないとよいのですが......。

クサウラベニタケ20130913kusaurabenitake.JPG

同じく三大中毒きのこの一つカキシメジも出始めました。
このきのこはチャナメツムタケと間違い易いのですが、
形だけ見るとおいしそうに見えます。

カキシメジ20130913kakisimeji.JPG

2013-09-11

夏と秋が入り混じり・・・・9月6・10日の山歩き

雨がかなり激しく降り、温度もそれなりに下がったので、
ひょっとしたら秋本番のジコボウ(ハナイグチ)や
イッポンカンコー(ウラベニホテイシメジ)も出ているのではと、
淡い期待を持って山に入りました。

そしてこれが大当たり!!

まだ本当に出たての虫の入らないジコボウやイッポンカンコーが
ぞくぞくと出始めていました。
例年より大分早い出会い!

この幸せ感を知ってしまうと
きのこ採りから足が抜けられなくなります。

ジコボウ(ハナイグチ)20160906jikobou.JPGイッポンカンコー(ウラベニホテイシメジ)20130910ipponkanko.JPG

さらに秋早めのきのこ、
ハツタケ、アカハツ、ウスムラサキホウキタケも出始めました。
網焼きにすると酒がすすみすぎるおいしさです。

ハツタケ20130910hatutake.JPG

アカハツ20130910akahatu.JPG

ウスムラサキホウキタケ20130906usumurasakihoukitake.JPG

さらにさらに秋本番のきのこクロカワも出始めました。
通好みのきのこで、そのほろ苦さと旨味のコラボレーションが
やみつきになるきのこです。

クロカワ20130910kurokawa.JPG
そんな秋のきのこの出番が増える中、「まだ俺達を忘れちゃ困る」
とばかり、夏のきのこも頑張っています。

夏のきのこアカヤマドリ20130910akayamadori.JPG

夏のきのこヤマドリタケモドキ20130910yamadoritakemodoki.JPG

2013-09-05

8月29日、9月1日の山歩き


「山で旨いはオケラにトトキ、嫁にゃやれない味のよさ~」
と唄にまで登場するおいしい二つの山菜が花を咲かせています。

トトキとはツリガネニンジンのことですが、
どちらの花も特徴的な形をしています。

ツリガネニンジンの花20130829turiganeninjin.jpg

オケラの花20130829okera.jpg

味の方はと言いますと、
どちらも群生した状態に出会ったことがないので自分は採りませんが、
トトキは一度人から頂いたものを食べてみましたが
くせがなく甘味があっておいしいものでした。
オケラもくせがなくおいしいとのことです。

この時期の山はススキと夏の終わりの花が入り混じり
なかなか風情があります。

マツムシソウ20130829matumusisou.jpg

カワラナデシコ20130829kawaranadesiko.jpg

また不思議な木の実もなっています。
クサボケは日当たりのよい山地に出る低木ですが
その実はとても香りがよく、1つでも車の中に入れておくと
りんごのようないい香りが車内に漂います。

時々この実を使って果実酒を作りますが、
最近はジャムとしての人気が高いようです。

クサボケの実20130829kusaboke.jpg

シラタマノキは高さ30㎝くらいの低い木ですが
その白い実をつぶすとメンソールの香りがして驚かされます。

シラタマノキ20160829siratamanoki.jpg

2013-08-28

8月22,26日の山歩き

まとまった雨も降り、温度もかなり下がって、
いよいよきのこが続々出てくるかと思うと、そうは簡単にいきません。

案の定、山に入ってみると
夏のきのこ達は本当に少なくなっていました。

アンズタケ、ヤマドリタケモドキ、アカヤマドリ、セイタカイグチ、
カワリハツなど皆激減していました。

たった1本採れたアカヤマドリ20130822akayamadori.JPGたった1本採れたセイタカイグチ20130826seitakaiguti.JPG毎年8月の終わりから9月の初めが一番きのこ採りが難しい。

なぜなら、夏のきのこ達は「もう自分達の舞台は終わりだ」と思い
秋のきのこ達は「まだ出番は早い」と思うからです。

こんな状況でもチチタケはそれなりに採れました。

乳液を出すきのこはたくさんありますが、
チチタケ程触るとドバーッと乳が出るきのこはあまりありません。
そしてこの乳液がおいしい出し汁の素となります。

チチタケの乳液20130822tititake.JPG
このようなきのこ採りか難しい時期に覚えておくと助かるのは
オオホウライタケです。

このきのこはまとまった雨が降ると
春から秋まで続々と群生して出てきます。
味はそれなりですが、やはり野生の風味は捨てがたいものがあります。

オオホウライタケ120130826oohouraitake1.JPGオオホウライタケ220130803oohouraitake2.JPG
オオホウライタケの仲間にハナオチバタケがあります。

ピンク色のものと褐色のものとがありますが、
可憐で美しいきのことしてよくきのこ写真で取り上げられます。
見てのお分かりのように食べられません。
というより食べるところがありません。

ハナオチバタケ20130803hanaotibatake.JPG

2013-08-21

8月17日の山歩き

連日の酷暑と雨の無さに、
今週は採れないだろうとあきらめながら山に入りましたが、
うれしい誤算!!

ヤマドリタケモドキやセイタカイグチなど
イグチ科のきのこがそれなりに出ていました。

セイタカイグチは傘は白っぽく平凡なので見落とし易いのですが
柄の迫力のすごさは芸術的です。そしてオイシイ!!

セイタカイグチ20130817seitakaiguti.JPG気を良くして次の山に入ると、
今度はカワリハツがたくさん出ていました。
本当にきのこの気持は分かりません。

またチチタケはいよいよ本格的な時期となり、
かなりの量が採れました。

帰りの車内はチチタケ特有の香りが充満しました。
たまには栃木名物「チタケうどん」にして食べようかな......。

チチタケ20130817tititake.JPGその他にもアカヤマドリやコガネヤマドリがそれなりに採れました。

アカヤマドリ20130817akayamadori.JPG

アカヤマドリの幼菌20130817akayamadoriyoukin.JPG

コガネヤマドリ20130817koganeyamadori.JPG

ヒョッとしたら今年は豊作になるかも知れないと
希望的な観測を立てながら幸福な気持で山を下りました。