信州山里だより

2016-06-06

先週の山歩き


雨が少ない。
ネマガリタケもナラタケも出が悪い。
沢の流れもチョロチョロだ。

暖冬、少雪、少雨と山は水不足、
異常気象耐えているのでしょうか。

と言っても山菜はそれなりに順調です。

イケマが出て来ました。

山の斜面を歩いていると草の中にイケマのつるが伸びていて歩くのがやっかい。
イケマのつるを折ると白い乳液が出て来てベトつきますが
山菜としてのイケマは上位のおいしさ。
癖がなく甘いのでとても食べ易くおいしい。



イケマ20160606-1.jpg

 

クロクモソウも出て来ました。
ユキノシタ科の植物で山菜としてはなじみがないですが、
赤紫の可憐な花が咲くので山野草としての方が有名かもしれません。



クロクモソウ20160606-2.jpg

 

クレソンは日当たりのいい場所は花が満開ですが、日陰のものは食べ頃です。



日向のクレソン20160606-3.jpg

 

日陰のクレソン20160606-4.jpg

 

今回の山野草を2点。
ラン科のハクサンチドリです。



ハクサンチドリ20160606-5.jpg

 

ミゾホウズキです。



ミゾホウズキ20160606-6.jpg