信州山里だより

2021-06-04

先週の山歩き




6月19日着で全国発送する山菜おせちと山菜牛すきの
仕込みがスタートしています。
そのための山菜採りも佳境に入っています。


奥山の沢筋に優しい風情で自生するサワアザミは
独特の爽やかな香りがするすぐれもの。
山菜おせちでは当座煮にします。

サワアザミの写真はコチラから
 
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ヤマヨモギは普通のヨモギと比べてその立ち姿がすっきりとしていて男前です。
山菜おせちでは鮭の西京焼きの付け合わせにします。

ヤマヨモギの写真はコチラから
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水量豊かな沢のワサビは伸び伸びと大きく太く成長します。
山菜おせちでは、かえし漬にします。
そばつゆの旨味の中にスーと鼻に抜けるピリ辛味があり
やみつきになるおいしさ。

ワサビの写真はコチラから
 
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天ぷらにするサルナシの若芽も採り頃です。
明るい高原の中ではサルナシが勢力を拡大しています。

サルナシの写真はコチラから
 
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2020-03-30

先週の山歩き

 

平地は春爛漫! 

 

カンゾウとオオイヌノフグリ 20200330-1.jpg

ナズナ、タネツケバナ、ヒメオドリコソウ 

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 里山では体感温度が3~5度低く感じる。

でも春はしっかりと到来。

 

 

フキの花 

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カンゾウ 

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ニワトコ 

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自然はいつものように何事もなくのどかに進んでいます。

 

 

2020-03-24

先週の山歩き

 

風邪気味だったので、午後の短時間野に出ました。

雑草が群がるような場所にも春は確実に訪れていて、

オオイヌノフグリの群生の中にカンゾウやカラスノエンドウ、

タネツケバナなどが顔を出しています。

 

 

春の訪れ

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現在の料理に使っているカンゾウ、スイバ、タネツケバナ、カラスノエンドウなどを

採って早々に引き上げました。

 

 

スイバ

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タネツケバナ

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カラスノエンドウ

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2020-03-18

先週の山歩き

3ヶ月半の冬眠から目覚め、野草を求めて野に出ました。

今年は暖冬なので相当早くから出ていそうですが、

結果は去年より1週間くらい早めの出方でしょうか。

 

この時期の主役はカンゾウとスイバです。

カンゾウは山菜料理の万能選手といってよく、この時期から4月一杯は

採る場所の標高を上げていくことで採取可能なすぐれものです。

 

 

カンゾウ

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スイバは冬から採ることも可能ですが、今頃の時期が料理に使い易い葉のサイズとなります。

酸味の欲しい料理にアクセントを付けてくれます。

 

 

スイバ

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カラスノエンドウも摘み頃に成長してきて、揚げものや珍味として重宝します。

 

 

カラスノエンドウ

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2019-12-24

山歩き総集編ーーきのこ編2

今年はきのこ史上まれにみる大不作の年だったと

後世に語り継がれることになるかもしれません。

と言うのは大げさですが、本当に大不作と言っていいのかもしれません。

 

ほとんどのきのこが出が悪かったり、全く出なかったりでしたが、

そんな年でも豊作のきのこがありました。

 

私の知るかぎり、マイタケとハナビラタケは豊作だったような気がします。

 

 

マイタケ

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ハナビラタケ

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今日は秋本番から終盤にかけてのきのこを振り返ります。

 

きのこの本番は例年9月半ばから10月半ばです。

多彩な種類、大量の収穫と、きのこ採りとって一番忙しい時期です。

 

 

 

イッポンカンコー(ウラベニホテイシメジ)

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アカンボウ(サクラシメジ)

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クリフウセンタケ

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クロカワ

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ジコボウ(ハナイグチ)

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シロヌメリイグチ

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ハタケシメジ

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10月に入って採れ出すのは

 

 オオツガタケ

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ナラタケ

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ヌメリスギタケモドキ

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シロナメツムタケ

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チャナメツムタケ

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シモフリシメジ

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クリタケ

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などです。

 

ここまでは不作が続いていたのですが、

台風19号のまとまった雨のおかげで、終盤のきのこはよく出ました。

 

 

ムキタケ

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ヒラタケ

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毎年きのことの出会いは様々な感動を与えてくれますが

今年は次の2枚の写真がそうでした。

予期せぬ場所、予期せぬタイミングに出会う美しいきのこ達です。

 

 

 

ナラタケ1

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ナラタケ2

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ナメコ1

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ナメコ2

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