信州山里だより

2017-12-26

2017年山歩き総集編5


今回は山菜採りやきのこ採りの合間に
出会うことができた草花について振り返ります。



4月も後半になると里山に春が訪れ、草花もちらほら見かけることが
できるようになります。
シュンランやショウジョウバカマは明るく乾いた林の住人。



シュンラン20171225-1.jpg

 

ショウジョウバカマ20171225-2.jpg

 


ウスバサイシンは日陰にひっそりと。



ウスバサイシン20171225-3.jpg

 

エンレイソウは雪解けを追いかけるように咲き出します。



エンレイソウ20171225-4.jpg

 

5月に入ると一気に草花の世界も賑やかになります。
以下の如く百花繚乱。



キクザキイチゲ白 20171225-5.jpg

 

キクザキイチゲ紫20171225-6.jpg

 

カタクリ
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スミレサイシン20171225-8.jpg

 

 

ヤマエンゴサク
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シロバナエンレイソウ20171225-10.jpg

 

ヒトリシズカ20171225-11.jpg

 

ツクバネソウ20171225-12.jpg

 

ユキザサ20171225-13.jpg

 

キヌガサソウ20171225-14.jpg

 


他にもたくさんできりがありません。




夏になると草花の世界は草原に移ります。



イタドリ20171225-15.jpg

 

ウメバチソウ20171225-16.jpg

 

ワレモコウ
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ハナイカリ20171225-18.jpg

 

などなど。



まだまだたくさんありますが、
最後に腐生植物(葉緑素を持たず他に寄生して栄養分を吸収)を
3点紹介します。



ギンリョウソウは夏から秋に日陰の落ち葉の積もったところに
森の霊のように群生します。



ギンリョウソウ20171225-19.jpg

 

シャクジョウソウも似た環境。20171225-20.jpg

最後は今まで見たことのない珍品。



名前の分からない腐生植物20171225-21.jpg

 

最後の最後にさらに珍品を!
今年も出会うことができた緑色のニリンソウ。
ニリンソウの花は白いのですが、
ごくまれに緑色のものやピンク色のものを発見します。



緑色のニリンソウ20171225-22.jpg